UJI-ENSINCE 1869
WATANUKI HIROSUKE’S PACKAGE DESIGN
About Our Facility
宇治園といえば、印象的なのが独自の洒脱なデザイン。平成5年より顧問となり、アートディレクションからコンセプトメイキングまで深く関わってくださったのが綿貫宏介氏です。
DATE10月 2025
CONCEPT
綿貫宏介氏のデザインが、
宇治園をより特別な存在に
宇治園のロゴを始め、茶葉や金平糖などのパッケージ、心斎橋本店のインテリアからショッパーに至るまで、上質だけれど親しみ深いその世界観を表現しているのが、綿貫宏介氏のデザイン。独特のタッチのカリグラフィやイラストで、歴史と伝統を感じさせながらも決して古くならない、他と一線を画す洗練さを印象づけています。綿貫氏が最初に手掛けたのが、“小佳女”のキャラクターに息を吹き込んだ、ユーモアのあるネーミングやユニークで生き生きとしたパッケージデザイン。ここから宇治園の顧問となり、多くの薫陶を授かりました。宇治園の主力商品のデザインは綿貫氏の仕事であり、また、心斎橋本店の1回奥にある古傳薬膳カフェの黒板にある、“霧摘茶眞髄茶館”の文字などは、カフェのオープニングの際に綿貫氏が書いてくださった、宇治園の宝物です。

何ものにもとらわれない
自由自在な生き方を体現した美術家
綿貫宏介氏は1926年生まれ。1956年に関西大学大学院政治学科研究室よりポルトガル・リスボン大学に戦後発の留学生として渡欧。以来、15年余り、ポルトガルやスペインを拠点に欧州滞在中に、芸術家に転じました。リスボン国立近代美術館など欧州やアフリカ各地の美術感に収蔵作品が多数あり、詩書画集などの著作も多数。デザインだけに留まらず、彫刻、陶芸、ガラス工芸から建築、造園、詩文、書、和紙、篆刻、染、織から酒や茶、点心など食に至るまで極めて多才。帰国してからは、“1業種1社”に限り、企業や店舗のアートディレクションや顧問も歴任。93歳で逝去されるまで生涯現役で、“あるがまま”を大切に、という独自の哲学を貫きながら本質の美しさを表現する様は多くの人に感銘を与えています。
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ギャラリー無汸庵 綿貫宏介の空間
